米アルファベット傘下の自動運転開発企業ウェイモ(Waymo)は、提供する商用配車サービス「ウェイモ・ワン(Waymo One)」における完全無人の有料乗車回数が週15万回を突破したと発表しました。この記録は、同社が完全自動運転による乗客輸送の商業化において世界トップを独走していることを示しています。

ジャガー「I-PACE」をベースとした電気自動車(EV)フリートは、車内に安全確認員を同乗させない完全自動運転の状態で、毎週100万マイル(約160万キロ)以上の商用運行実績を積み上げています。同サービスはサンフランシスコの市街地やフェニックス都市圏、ロサンゼルスで24時間年中無休で稼働しています。

全米主要大都市における完全無人モビリティの商業的スケール

サンフランシスコで一般公開されて以降、日常の通勤や夜間の帰宅、空港アクセス手段として市民に深く浸透しています。利用者のリピート率は極めて高く、安全性と快適性の両面で高い信頼を獲得しています。

同社が公表した安全性ベンチマークデータによると、数千万マイルに及ぶ商業運行において、人間のドライバーと比較して負傷を伴う事故の発生率が85%低減されたことが確認されています。車載ライダーやレーダー、全方位カメラによる高度な知覚システムが事故を未然に防いでいます。

“Delivering over 150,000 commercial trips each week demonstrates that fully autonomous ride-hailing is not a future concept—it is a trusted, daily transit reality in major American cities today.” — スンダー・ピチャイ、アルファベットCEO

高い安全性データ、第6世代ハードウェアと今後の都市拡大

ウェイモは今後、配車大手ウーバーとの提携を通じてテキサス州オースティンおよびジョージア州アトランタへと運行地域を拡大する準備を進めています。来年初頭より、ウーバーアプリを通じて対象エリアでウェイモ車両の配車が可能になる見通しです。

さらに中国ジーリー傘下のZeekrと共同開発した第6世代の自動運転ハードウェアの導入も控えています。新型センサーセットは車両製造コストを大幅に削減しつつ、過酷な天候下での演算性能を向上させる設計となっています。

Frequently Asked Questions

ウェイモは現在週にどれくらいの有料運行を行っていますか?

全米主要都市において週あたり15万回を超える完全無人での有料乗車を達成しています。

ウェイモのロボタクシーはどの都市で利用できますか?

サンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスの各商業エリアで利用可能です。

Sources

Waymo ロボタクシー 自動運転車 Alphabet 完全無人走行 テクノロジー