インドのハリヤナ州および連邦直轄領ジャンムー・カシミールにおける州議会選挙の投票が締め切られ、主要テレビ局や大手調査機関が詳細な出口調査結果を発表しました。各社の予測はいずれの地域でも大きな政治的変革が起きる可能性を示しており、10月8日に予定されている公式な開票作業を前に緊張感が高まっています。
ハリヤナ州の出口調査では、国政野党であるインド国民会議派(INC)が定数90の議会で過半数ラインとなる46議席を大きく上回り、圧勝を収めると予測されました。モディ首相率いる与党インド人民党(BJP)に対する農民層の不満や、若年層の失業問題への反発が野党への強い追い風となったと分析されています。
農業州ハリヤナで国民会議派が単独過半数を奪還する公算
一方、2019年に憲法第370条に基づく特別自治権が剥奪されて以来初であり、10年ぶりの実施となったジャンムー・カシミールの選挙では、全3回にわたる投票で熱心な有権者の姿が見られました。事前の政党連合を組んだジャンムー・カシミール民族会議派(JKNC)と国民会議派の野党共闘が第1党に躍進する可能性が極めて高いと報じられています。
ただしカシミール地域では無所属候補や地元小政党の議席獲得も予想されており、単独過半数に届かない「ハング・パーラメント」が生じる可能性も指摘されています。ヒンドゥー教徒が多いジャンムー地区ではBJPが根強い地盤を維持しており、連立交渉の行方が注目されます。
“ジャンムー・カシミールとハリヤナ州のすべての選挙区において、模範的な有権者の参加と平和的な熱気の中で民主的プロセスが遂行されました。” — インド選挙管理委員会公式総局
自治権剥奪後初のカシミール選挙で示された民主主義の底力
インド選挙管理委員会は有権者の積極的な政治参加を称賛し、かつて投票ボイコットが頻発したカシミール渓谷においても目立った治安上の混乱なく順調に投票が行われたことを強調しました。有権者の高い投票率は地域の安定と民主的信託の回復を物語るものとして受け止められています。
ニューデリー、チャンディーガル、スリナガルの各政党本部には対策室が設置され、電子投票機(EVM)の集計開始を待ち構えています。今回の地方選の結果は、2024年春の総選挙を経たインド国内の最新の民意を測る試金石として、中央政界の勢力図にも多大な影響を与える見込みです。
Frequently Asked Questions
ハリヤナ州議会選挙の出口調査は何を予測していますか?
国民会議派が90議席中46議席以上の過半数を獲得し、政権を奪還すると予測されています。
公式な開票作業はいつ行われますか?
ハリヤナ州およびジャンムー・カシミールの開票作業は10月8日(火)に実施されます。





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