レアル・マドリードは火曜夜、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第7節でデポルティーボ・アラベスと対戦し、3-2の激戦を制しました。カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームはルーカス・バスケス、キリアン・エムバペ、ロドリゴの得点で主導権を握ったものの、試合終了間際に集中力を切らして2失点を喫し、冷や汗を流す結果となりました。

試合は開始早々に動きました。キックオフからわずか54秒、左サイドを疾走したブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオールが正確なマイナスのクロスを送ると、走り込んだキャプテンのルーカス・バスケスが冷静に右足で流し込み先制に成功しました。

電光石火の先制点とエムバペ・ベリンガムの連携美

40分にはエムバペがベルナベウを沸かせる美技を見せます。ペナルティエリア手前でジュード・ベリンガムと絶妙なヒールパスを交えたワンツーを成功させ、鋭い切り返しで相手DFを翻弄すると、右足の正確なシュートをゴール右隅へ流し込みました。エムバペにとっては今季公式戦9試合で7ゴール目となりました。

後半開始直後の48分にはロドリゴが右サイドをドリブルで突破し、相手GKアントニオ・シベラの股を抜く強烈なシュートで3点目をマーク。勝負は決したかに思われ、アンチェロッティ監督は週末のアトレティコ・マドリードとのダービーマッチを見据えて主力をベンチへ下げました。

“75分間は素晴らしいプレーを見せましたが、ラ・リーガでインテンシティを落とせばどのチームからも痛撃を受けます。キリアンは違和感を訴えましたが、深刻なものではないと信じています。”

アラベスの猛追劇とエムバペ負傷の懸念

しかし、エムバペが左大腿裏の違和感により80分に交代すると流れが一変します。アラベスは85分にカルロス・ベナビデスが鮮やかなミドルシュートを沈め、そのわずか1分後にも交代出場のキケ・ガルシアがクロスに合わせて3-2と1点差に詰め寄りました。

6分間のアディショナルタイムでは同点を狙うアラベスがロングボールを放り込みましたが、アントニオ・リュディガーを中心とするマドリード守備陣が体を張って阻止。薄氷の勝利で勝ち点3を積み上げ、首位バルセロナの背中を追走しています。

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