アーセナルは水曜夜に本拠地エミレーツ・スタジアムで行われたカラバオ・カップ3回戦で、リーグ1(3部)のボルトン・ワンダラーズを5-1で一蹴し、危なげなく4回戦進出を果たしました。この一戦はアカデミー出身の若手選手にとって最高の舞台となり、17歳イーサン・ヌワネリの2ゴールや新加入ラヒーム・スターリングの初得点、そして歴史的な守護神デビューに彩られました。
正GKダビド・ラヤと控えのトミー・セットフォードが負傷離脱し、新加入のネトに出場資格がない中、ミケル・アルテタ監督はユース所属のジャック・ポーターを先発に抜擢。16歳72日での先発は、かつてセスク・ファブレガスが保持していたクラブ公式戦最年少先発記録を塗り替える歴史的快挙となりました。
下部組織の至宝ヌワネリが放つ圧倒的な輝き
試合は立ち上がりからアーセナルが支配。16分、相手のクリアミスを拾ったデクラン・ライスがペナルティエリア手前から正確なグラウンダーシュートをゴール左隅に沈めて先制します。主導権を握ったアーセナルは流れるようなパスワークでボルトン陣内を切り裂いていきました。
前半37分にはヌワネリがトップチーム初ゴールを奪います。左サイドを突破したスターリングの絶妙なラストパスに落ち着いて合わせネットを揺らすと、後半立ち上がりの49分にも相手のミスを見逃さず2点目を奪い、スコアを3-0としました。
“Jack showed tremendous composure and maturity. To step into the first team at 16 years old at the Emirates and perform with such calm is something he and his family will remember forever.”
セスクの記録を更新した16歳GKポーターの大胆不敵な守備
53分にボルトンのアーロン・コリンズに速攻から1点を返されたものの、アーセナルの勢いは衰えませんでした。64分にはスターリングが移籍後初ゴールとなる押し込みを決め、終了間際には途中出場のカイ・ハヴァーツがトドメの5点目を奪いました。
堂々の大勝で駒を進めたアルテタ監督のチームは、続く4回戦で2部プレストン・ノースエンドと対戦します。若手と実力者が完璧に噛み合ったこの勝利は、アーセナルの選手育成システムの卓越性を改めて証明する夜となりました。




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