チェルシーは火曜夜、本拠地スタンフォード・ブリッジで行われたカラバオ・カップ3回戦でリーグ2(実質4部)首位のバローAFCを5-0で一蹴し、ベスト16進出を決めました。主役となったのはフランス代表FWクリストファー・エンクンクで、圧巻のハットトリックを達成して指揮官とサポーターにその決定力を強烈にアピールしました。
週末のプレミアリーグ・ウェストハム戦から中2日で迎えたこの一戦で、エンツォ・マレスカ監督は先発メンバー11人全員を変更するターンオーバーを実施。大幅な変更にもかかわらず、ピッチに立った選手たちは立ち上がりから統率のとれたハイプレスと流麗なパスワークを披露しました。
エンクンクの華麗なゴールショーと圧倒的支配力
口火を切ったのは8分のエンクンクでした。ジョアン・フェリックスが送った絶妙な浮き球スルーパスに抜け出し、右足の鮮やかなボレーで先制点を挙げます。さらに15分には、マロ・ギュストの鋭いグラウンダークロスをペナルティエリア中央で芸術的なヒールフリックで流し込み、スタンフォード・ブリッジを歓喜の渦に巻き込みました。
28分にはフェリックスの直接FKがポストに直撃し、相手GKポール・ファーマンの背中に当たってオウンゴールとなり3-0に。後半開始直後の48分には、ミハイロ・ムドリクのお膳立てからポルトガル代表FWペドロ・ネトが移籍後初ゴールを押し込み、勝利を決定づけました。
“クリストファーは今夜素晴らしかった。ボックス内での質の高さと鋭さを見せつけてくれました。11人を入れ替えてもこのレベルの集中力を維持できることは、このチームの選手層の厚さとメンタリティを証明しています。”
先発11人総入れ替えで証明したチェルシーの選手層の厚さ
エンクンクのハットトリックは75分に完成しました。相手陣内で粘り強いプレスを仕掛け、クリアを試みたGKファーマンからボールを直接奪い取ると、落ち着いて無人のゴールへ転がしてこの日3点目をマークしました。
公式戦3連勝を飾ったチェルシーは、マレスカ新体制下での戦術浸透が順調に進んでいることを印象づけました。チェーザレ・カサデイやカーニー・チュクエメカら若手にも貴重な出場機会が与えられ、国内カップ戦でのタイトル獲得に向けて弾みをつけています。




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