世界保健機関(WHO)欧州地域事務局と欧州疾病予防管理センター(ECDC)は本日、域内53の加盟国に向けて、インフルエンザ、新型コロナ、RSウイルス(RSV)に対する秋の予防接種キャンペーンを共同で立ち上げました。

専門家らは共同会見で、冬季に複数の呼吸器感染症が重なって流行するリスクを警告し、高齢者や重症化リスクの高い層に対する迅速なワクチン接種を求めました。

インフルとコロナの同時接種を推奨

指針では、通院負担の軽減と確実な免疫獲得のため、季節性インフルエンザワクチンと最新のJN.1変異株対応コロナワクチンの同日同時接種が安全かつ有効であると明記されました。

接種の優先対象は60歳以上の高齢者、免疫不全患者、妊婦、そして最前線で患者に対応する医療従事者です。

“ワクチンは重症化と入院を防ぐための最も確実な盾です。本格的な冬の到来を前に決して油断してはなりません。”

高齢者と乳幼児のRSウイルス対策も強化

今回のキャンペーンでは新たに承認された乳幼児向けモノクローナル抗体や高齢者向けRSVワクチンも組み込まれ、総合的な感染防御態勢が敷かれます。

欧州各国の保健省は、地域の薬局やかかりつけ医での接種体制を整え、早期の接種率向上を図っています。

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