レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラは火曜日、現在の武力衝突において最大規模となるロケット弾攻撃を実施し、イスラエル北部の主要港湾都市ハイファやガリラヤ地方の軍事基地に向けて100発以上のミサイルを発射しました。

ハイファ市内および周辺のクライオット地区では空襲警報のサイレンが鳴り響き、イスラエルのアイアンドーム防空システムが多数を迎撃したものの、破片の落下などにより複数の負傷者が確認されました。

ハイファとガリラヤ地方を襲った大規模ロケット弾攻撃

この激しいミサイル攻撃と時を同じくして、ヒズボラの副指導者ナイム・カセム師が非公開の場所から録画映像によるテレビ演説を行い、ベイルートでのナスララ師殺害後2度目となる声明を発表しました。

カセム師は演説の中で、幹部の相次ぐ暗殺にもかかわらず組織の軍事指揮系統は完全に維持されており、後任の司令官らが前線で機能していると強調した上で、イスラエル軍のレバノン南部での地上作戦は成果を上げていないと主張しました。

“Our military capabilities are solid and our field leadership is fully coordinated. We support the political momentum spearheaded by Speaker Berri aimed at securing a ceasefire.” — Naim Qassem, Deputy Secretary-General of Hezbollah

テレビ演説での組織健在誇示と停戦調停への支持表明

注目すべき点として、カセム師はレバノンのベッリ国会議長が推進している停戦に向けた政治調停を支持すると表明し、レバノンでの戦闘停止の条件としてガザ地区での休戦を直接的に結びつけない姿勢を示唆しました。

イスラエル軍はこれに対し、ベイルート南郊ダヒエ地区やレバノン南部のヒズボラ兵器庫および発射拠点を標的とした激しい報復空爆を実施し、国境地帯の緊張は極限状態に達しています。

Frequently Asked Questions

ヒズボラによるロケット攻撃の標的となった地域は?

イスラエル第3の都市である港湾部ハイファ市街地やガリラヤ地方の軍事拠点が標的となりました。

カセム副指導者は演説で何を強調しましたか?

組織の指揮系統の強固さを誇示するとともに、ベッリ国会議長が仲介する停戦交渉への支持を表明しました。

Sources

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